日本では夏の風物詩として親しまれている「お盆」。
実家へ帰省したり、お墓参りをしたり、ご先祖様を迎える大切な行事ですよね。
では、アメリカにもお盆のような文化はあるのでしょうか?
結論から言うと、日本のお盆とまったく同じ文化はありません。
しかし、アメリカにも故人や先祖を思い出し、感謝する日はいくつか存在します。
今回は、日本のお盆とアメリカの文化を比較しながら、その違いを分かりやすく紹介します。
日本のお盆とは?
まずは、日本のお盆を簡単に振り返ってみましょう。
お盆は一般的に8月中旬(地域によっては7月)に行われ、
- ご先祖様の霊を迎える
- お墓参りをする
- 家族や親戚が集まる
- 精霊馬や提灯を飾る
- 送り火・迎え火を行う
など、日本独自の伝統文化として長年受け継がれています。
企業も休みになることが多く、「夏休み=帰省」というイメージを持つ人も多いでしょう。
アメリカにはお盆はない?
アメリカには、日本のお盆のように
「先祖の霊が家に帰ってくる」
という考え方は一般的ではありません。
また、
- お盆休み
- 迎え火
- 精霊馬
- 提灯
といった風習もありません。
そのため、日本人が初めてアメリカで夏を過ごすと、
「お盆なのに普通に仕事?」
「学校も会社も休みじゃない!」
と驚くこともあります。
一番近いのは「Memorial Day(メモリアルデー)」
アメリカで日本のお盆に一番近い祝日といえば、
Memorial Day(メモリアルデー)
です。
毎年5月最後の月曜日に行われます。
ただし、その意味は少し違います。
Memorial Dayとは
戦争で亡くなった兵士を追悼する祝日です。
この日は
- 国立墓地へ行く
- お墓に花や国旗を飾る
- 家族で故人を偲ぶ
という人もいます。
ただし、日本のお盆のように
「ご先祖様が帰ってくる」
という宗教的な意味合いはありません。
家族でBBQをする人も多い!
面白いことに、Memorial Dayは
アメリカでは夏の始まり
とも言われています。
そのため、
- BBQ
- キャンプ
- 湖やビーチ
- セール
を楽しむ家庭も非常に多くあります。
日本人からすると
「追悼の日なのにBBQ?」
と思うかもしれませんが、
家族や友人と過ごしながら故人を思い出すという文化でもあります。
Dia de los Muertos(死者の日)は日本のお盆に少し似ている
アメリカ全土ではありませんが、
メキシコ文化が根付く地域では
Dia de los Muertos(死者の日)
も有名です。
毎年11月1日〜2日に行われ、
- 故人の写真を飾る
- 好物を供える
- 家族が集まる
- 故人を楽しく思い出す
という文化があります。
この点は、日本のお盆と少し似ています。
特にカリフォルニア州やテキサス州ではイベントも多く開催されています。
日本との違いを比較!
| 日本のお盆 | アメリカ |
|---|---|
| ご先祖様を迎える | 故人を追悼する日がある |
| お盆休みがある | お盆休みはない |
| 帰省する人が多い | Memorial Dayに旅行する人も多い |
| お墓参り | 墓地を訪れる人もいる |
| 精霊馬・提灯・送り火 | そのような風習はない |
| 宗教的意味合いが強い | 家族イベントとして過ごす人も多い |
アメリカ生活で意外だったこと
日本人が驚くポイントとして、
8月のお盆でも会社は通常営業
という点があります。
日本企業では長期休暇になりますが、
アメリカ企業では普通に仕事があります。
そのため、日本にいる家族との予定を合わせるのが難しいという声も少なくありません。
また、日本食スーパーなどではお盆用品が販売されることがありますが、一般的なアメリカのスーパーでは見かけることはほとんどありません。
まとめ
「アメリカにもお盆はあるの?」
という質問に対する答えは、
日本のお盆と同じ文化はありません。
しかし、
- Memorial Day
- Dia de los Muertos(地域による)
など、
故人を思い出し、家族との時間を大切にする文化は存在します。
国が違えば、故人への感謝や追悼の表し方もさまざま。
日本のお盆との違いを知ることで、アメリカの文化をより深く理解できるのではないでしょうか。
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